平成28年10月20日(木)、看護学科基礎課程の2年生84名の戴帽式が、多くの来賓や保護者の同席のもと、厳かに行われました。
緊張の面持ちでナースキャップを戴いた2年生は、ナイチンゲールの灯火から看護の心を受け継ぎ、84本のキャンドルの灯が静かに広がっていきました。
看護学校のもっとも感動的な行事である戴帽式は、現在行わない学校も多くなってきましたが、本校では形式以上に、重要な教育の場として意義あるものと捉え、看護臨地実習を前に、看護の道に進む意志の再確認と自覚を深めることを趣旨とし毎年、この時期に戴帽式を実施しています。
戴帽式の前半では、【戴帽の儀】という、さまざまな儀式が行われます。その一つ一つにはそれぞれ次のような意味があります。
戴 帽・・・・・・・・・「看護の形」
キャンドル・・・・・・・「看護の心」
白いキャップ・・・・・・「自己に対する戒め」・「謙虚さ」
ナイチンゲール誓詞・・・「看護者の倫理と職業観」
11月 7日から基礎看護臨地実習が始まります。このような一つ一つの意味をしっかりと心に刻み、誇りと自覚を持ってしっかりと歩いてほしいと願っています。