2021年3月26日
今日は年中・年長さんがお茶会の招待にあずかりました。
いつもと違う雰囲気に戸惑いつつも、自然に背筋がピーンと伸びます。

お茶が点つと、相談役が飲み方の作法のお手本を見せてくださいました。
さあ、上手にできるかな?お雛様も見守っています。

年長さんは前に出てお茶をいただきます。
まずはお菓子をパクリ!桜やつくしなど春らしい形の干菓子です。

お菓子をいただく間に、あかり先生がお抹茶を点ててくれます。
みんなが飲みやすいようにお湯は少し冷まして、お抹茶も少なめです。

おっと!歯が無くてかたい干菓子が食べづらいね(笑)
身体も大きく成長した年長さんは歯が抜け変わる時期の子もちらほら。

「ちょうだいいたします」と言ってゆっくりと味わいます。
飲み切った合図の「ズズッ」というすすりもとっても上手にできました。

ごちそうさまでした、とお茶椀を返すまで気が抜けません。

後ろで見ていた年中さんには、その場で相談役がお茶をふるまってくださいます。
年中さんも「にがい(小声)」「あったかくておいしい」と初めてのお茶会を楽しんでいました。
年長さんになって前でかっこよくお茶をいただくのが今から楽しみだね!

お部屋に帰ってからは毎年恒例になりつつあるお茶会ごっこ。
年少さんたちに「こうするんだよ」と教えてあげます。

あら!きれいなお着物をきてどちらへ?
「ちょっとお茶会まで」
衣装もばっちりでお茶会ごっこはますますの盛り上がりを見せていました。
2021年3月26日
さて、麦麹ができました。
実はこの麦麹、米麹よりも失敗が少なくて初めての味噌づくりにはもってこいです。
年々麹作りの段取りや温度管理もうまくなって、上質な麹に仕上がっているように感じます。

麹をバットに広げて、発酵止めの塩をすりこみます。

昔からぬか床を混ぜたり、味噌を混ぜたりといった仕事は素手で行うことが美味しさの秘訣とも言われてきました。
子どもたちも麹づくりを通して、目には見えなくても身の回りに無数に存在する菌の存在を感じてくれたようです。
殺菌除菌も必要ではありますが、昔から変わらない「手仕事」も大切にしていきたいと思います。

ゆでた大豆をミンサー(ミンチ状にすりつぶす機械)にかけていきます。

大豆がミンチになって出てくる様子が面白くてみんな夢中です。

ミンチ状になった大豆と塩きりした麦麹とをよくすり混ぜていきます。
こねる手つきもとっても上手です。

くるみさん、どんぐりさんの2クラスの味噌が1ヶ月違いで仕込まれました。
同じ作り方をしても、それぞれのクラスで味が違うはず。出来上がりが今から楽しみです。
3ヶ月経った頃から食べられるので年長さんの卒園には間に合わないのですが、毎年夏休みに開催される同窓会にはお味噌汁を出す予定でいます。お楽しみに!
2021年3月26日
大変遅ればせながら…2月のクッキングの続編です。
どんぐりさんから遅れること2週間、くるみさんもお味噌づくりにチャレンジしました!

どんぐりさんの時と同じように蒸した麦に種麹を蒔いてよく混ぜ合わせます。

まだまだ寒さの残る2月。暑くなってしまうと麹の育成や味噌の熟成が早まってしまい、うまくいかないこともあるので味噌を作るのは寒い季節がおすすめです。

昔はどこの家でも手作りしていた味噌も今は買うのが当たり前になりました。

だからこそ、日本古来の発酵調味料の作り方を食文化として伝えていけたらと思っています。
特に麦で仕込む麦みそは鹿児島ならではです。
くるみさんの麦麹もうまくできるかな??
…味噌づくり②につづく
2021年2月22日
ある日、先生たちのもとに招待状が届きました。

「けっこんしきにきてね。」というご招待のハガキには丁寧に切手まで貼ってあります。
担任の先生だけでなく、園長先生や主任の先生、給食の先生にも。
これは盛大な結婚式になりそうな予感です。
ただ、結婚するのは差出人ではないそうです(笑)

こちらがどうやら今日の主役のおふたりのようです。
新郎も新婦も晴れ着に身を包んで準備万端。

新郎さんは照れくさいのでしょうか、冷やかすお友だちとふざけてフラフラ。
ちょっと頼りない?(笑)

「もう!ちゃんとしてね」としっかり者の新婦さん。
家庭の主導権はお嫁さんになること間違いなしですね。

こちらは司会の方でしょうか?
台本とマイクも用意して、打ち合わせ通りスムーズに式をすすめます。

スーツやドレスに身を包み、ウキウキを隠せません。
きれいな花嫁さんやプリンセスは女の子の永遠の憧れですね。

みんなはどんなステキな人と結婚するのかな?今から楽しみです。
今日は結婚式に招待してくれてありがとう💗
2021年2月22日
今月のクッキングは給食の時間に恵方巻きづくりです!
午前中の活動で節分の由来を知って、豆まきをした子どもたち。
今度は恵方巻きを食べて1年の健康を願います。

はじまる前に腕まくりをします。
「やってあげる!」と年下の子のお世話まで率先してやってくれる頼もしい年長さん。

栄養士の先生のうまく恵方巻きを巻くコツにじっと耳を傾けます。

具材はかんぴょう、椎茸、カニかまぼこ、でんぶ、きゅうり、卵焼き。
恵方巻きの他に鮭の塩こうじ焼きとほうれん草のおひたしもつきます。

ひとりずつ順番にごはんをよそって、具材を乗せてもらったら・・・

席に戻ってさあ、巻いてみよう!うまく巻けるかな~?
ごはんと具材を入れすぎると・・・。海苔を持ち上げるのも一苦労(笑)

でーきた!大人のサイズの半分ですがしっかり中身の詰まった太巻きです。

ここでも苦労して巻く年下の子をサポートする年長さんの姿が!
年度初めは年長児という自覚はあまり無く、率先してふざけることもあった年長さん。
ここ数ヶ月でぐっと頼もしくなったように感じます。

大きなお口で豪快にかぶりつきます。

ぺろりとは半分サイズを食べ終わり、おかわりを巻く子が続出!
毎年おかわりして丸々1本分食べる子がかなりの数いますが、今年もしっかり食べてくれました。

すがすがしいまでの食べっぷりに給食の先生方もとっても喜んでいましたよ。